35曲め、36曲め。
【35】奥華子「ガーネット」
何でかは覚えてないのだけれど「時をかける少女」の予告編を見る機会があって、その中の。この曲がかかり始めてからのほんの数秒で、心を全部持っていかれた。新しく音楽を開拓することを殆どしない藤宮にとって、それはホントに衝撃的な邂逅だった。映画の内容とか全く分からなくても、この曲の言いたいことは痛いほどに分かる。だからきっと、映画もこの歌が伝えたいとおりの内容なのだろうと思った。どんな映画なのか知りたいし、もっとこの歌の続きが聴きたい。そうして私は、時かけと奥華子が好きになったのだ。「またこの季節が廻ってく」っていう結び方が、きゅーっと胸を締め付ける。
http://www.youtube.com/watch?v=S6eLGf-zPjI&feature=related
シングル『ガーネット』に収録。
【36】L⇔R「YOUNGER THAN YESTERDAY」
初めての一人暮らしの時、休みの朝によく聴いてた。「迷宮の少年たち」と名付けられたこの曲は、その優しいメロディと相俟って、何かの始まりを予感させるのにぴったり。押し付けがましくない黒澤君のボーカルが素敵に、なんとなく「今日はちょっと出かけてみようかな」って気にさせてくれる。詩的で、幻想的な「BABY BACK」に繋がるアルバムの構成もお気に入り。機会があれば続けて聴いてほしいな。
http://www.youtube.com/watch?v=WNkWJZXHnmk
アルバム『LAUGH+ROUGH』に収録。