31曲め、32曲め。

【31】レミオロメン「スタンドバイミー」


「粉雪」から遅れること一年。(自分の中で)唐突にやってきたレミオロメンブームにのっかって借りてみたアルバムは、それから結構な回数繰り返し聞くことになるのだけれど、アルバムの1曲目がこの曲だった。っていうのはその要因の一つとして十分すぎると思う。当時の片道1時間近い電車通勤のスタートは大体この曲で、今でも天気の良い日はつい、爽やかなイントロと、長い移動時間を思い出す。


http://www.youtube.com/watch?v=JVnGUqzsRnk&feature=related


アルバム『HORIZON』に収録。


【32】アンジー「銀の腕時計」


何でこの曲だったのかは未だに分からないのですけれど、突然ギターを始めた友達が練習用にずーっと弾いてた曲。遊びにいったら必ずかかってるので、誰の歌かも知らないのに歌えるようになっちゃって、みんなでギターに合わせて歌ったりね。そんな、ちょっと引き出しの奥の方に入ってる思い出とともに、今も大切に聞けるな1曲なのです。素朴な詞とメロディは発売から20年経った今でも全く色褪せない。


http://www.youtube.com/watch?v=MF6CUWyD9o4


アルバム『雲をつかんだ日』に収録。

29曲め、30曲め。

【29】小島麻由美「結婚相談所」


女性ボーカルで誰が1番好きかと聞かれれば、迷わず小島麻由美と答える。ジャズを思わせるメロディも好きだし、ちょっぴり投げやりな(!)声もいい。でもやっぱり、この人の曲は詞を見てほしいな。小さな狂気が隠したナイフを連想させるように、ありきたりな情景にほんの少しの毒を混ぜてくる、その絶妙なさじ加減に鳥肌が立ちます。曲も好きなのがありすぎてホントに悩むのですが、ここはファーストアルバムからノリの良いのを1曲。3分間がこんなにも濃密に感じる至福を、あなたにも。


http://www.youtube.com/watch?v=9k0SNdf_o8o


アルバム『セシルのブルース』に収録。


【30】岡村靖幸「Young oh! oh!」


もうね。力いっぱい80年代のこの曲が何だか大好き。間違っても朝向きの曲じゃないとは思うのですけれど、この曲聞きながらつまんない事をあれこれ言うなんて、それこそ野暮というものさ!ノスタルジーだけじゃない良さを再確認してみて。


http://www.youtube.com/watch?v=cbT5BlMvUow


アルバム『早熟』に収録。

27曲め、28曲め。おりかえし点。

【27】川本真琴「愛の才能」


可愛い、ずるい、カワイイ!
以上!


http://www.youtube.com/watch?v=XAbFil_IAdQ&feature=related


アルバム『Me-imi〜Premium Edition〜』(岡村靖幸)に収録。


【28】Fishmans「RUNNING MAN」


極端な事を言えば。この曲を51回聴いて4時間が経つのなら、それはそれで満たされた時間じゃないかと思う。わざわざいろんなアーティストのいろんな曲から、時間を割いてまで選曲しなくても。フィッシュマンズには全てが詰まっていて、それ以上のものを求める必要なんてどこにもない。…1曲目にこの曲が来てたらふと、そんな事を思ってしまうに違いない。「ねえ、晴れた日はどこに行こう?」


(動画なし)


アルバム『Neo Yankee's Holiday』に収録。

25曲め、26曲め。

【25】カジヒデキQueen Sound Babbles Again」


この人は「ごくわずかな瞬間しか輝かない何か」を形に残すのがとても得意なイメージ。どのアルバムを聞いても短かなストーリーを感じるし、その楽曲はどこか遠い夏の終わりを思い起こさせる。この曲も、お昼過ぎぐらいに聞いて少しけだるさを感じるぐらいがオススメ。身の回りの些細な事件が、世界中の大問題だった頃をちょっぴり思い出しながら。


(動画なし)


アルバム『15 ANGRY MEN/15人の怒れる男たち』に収録。


【26】森山直太朗さくら(独唱)


藤宮は実はこの曲の事を全然知らなかったのですが、つい先日。とある思い出深い出来事と一緒に存在を知る事になりまして、一気に超お気に入りの1曲に。おそらくこの曲を聴くたびに、あの桜並木での涙を思い出す事になるのですが、もちろん。そのとある思い出深い出来事についてはここでは秘密なのですよ。


http://www.youtube.com/watch?v=uyabWL6Kr1g


アルバム『傑作撰 2001〜2005』に収録。

23曲め、24曲め。

【23】スピッツ「桃」


以前の藤宮にとって「桃」といえば槙原敬之の曲だったのですけれど、今ではその座をスピッツに奪われることに。スピッツのアルバムはどれも2曲目へのもって行き方が好きなのですが、この曲もその期待に違わず印象的なギターリフがアルバムの世界をぐっと広げてくれます。「よれよれの幸せ」っていう歌詞がスピッツっぽくて好き。


http://www.youtube.com/watch?v=yAY6IZWxA_0


アルバム『さざなみCD』に収録。


【24】Spiral Life「(Don't Tell Me Now!)Please Please Mr.Sky」


まずタイトルが良いよね!(邦題は確か「空に鳥がいなくなった日」)綺麗なギターとハーモニーに隠れたちょっぴり切ない歌詞が曲全体を盛り上げます。学生の時にCDを貸した友達みんなが気に入っちゃってカラオケで大合唱した、そんな幸せ記憶補正付き。スパイラルは良い曲他にもいっぱいあるんだけど、晴れた日だとついこの曲が浮かんじゃったなー。


(動画なし)


アルバム『spiral move〜TELEGENIC2』に収録。

21曲め、22曲め。

【21】奥田民生「イージュー★ライダー」


なんかね。聴いた瞬間に学生に戻っちゃうような1曲。音楽を聴くって言うのはごく個人的な作業だと思うのですけれど、この曲は。何か誰かと一緒に聞きたいなあとか思ってしまう。映画の後のカフェみたいに、一緒に聞くだけで話が弾みそうな。ちょっと妄想入ってますけど、なんかね。そんなイメージなのです。


http://www.youtube.com/watch?v=CpIIp-sILLw


アルバム『記念ライダー2号〜オクダタミオシングルコレクション〜』に収録。


【22】EGO-WRAPPIN'「くちばしにチェリー」


藤宮にしては珍しく、歌詞そっちのけで雰囲気だけでも聞けちゃう曲。EGO-WRAPPIN'の中で1番聞きやすい曲じゃないかな。ジャズや昭和歌謡を彷彿とさせる曲調と艶っぽいボーカルがたまりません。ベースをずーっと聴いてるのが楽しくて仕方ない。あなたも、ついそのリズムに体が動いちゃうはず。


http://www.youtube.com/watch?v=pZJU7bwGtf4


アルバム『Night Food』に収録。

19曲め、20曲め。

【19】Cornelius「Perfect Rainbow」


藤宮の分かるコーネリアスは最初の1枚だけ。でも、その1枚がもう多分これからずーっと付き合っていく1枚なんだなあ…。ということでその「THE FIRST QUESTION AWARD」からとびっきりのポップソングを1曲。「虹を越えた向こう、新しい世界がきっと待ってる!」なんて、全然信じてないくせにしれっと歌っちゃう、この頃の小山田君がやっぱり好き。確かウゴウゴルーガで使われてたりもしたよね。懐かしい。


(動画なし)


アルバム『THE FIRST QUESTION AWARD』に収録。


【20】サンボマスター「歌声よおこれ」


サンボマスターを好きになるきっかけになった曲。繰り返し繰り返し、慈しむように歌われるラブアンドピース。激しい曲の中に痛いほどの思いが凝縮されてて圧倒される。とにかくこの曲は歌詞が大好きで、最初から最後まで全部ここに書きたいぐらい。いろいろ誤解されやすいバンドだと思うけど、とりあえず。この曲だけは聴いてみて。何かを判断するにはそれからでも遅くないよ。


http://www.youtube.com/watch?v=DPtIivzu4JQ


アルバム『サンボマスターは君に語りかける』に収録。